ごあいさつ

陽柳会会長挨拶

 会員の皆様、日頃より陽柳会活動へのご理解とご協力、誠に有難うございます。

 常任理事会での推薦を受け、令和5年8月に開催されました総会において、伊藤前会長の後を受けて第9代の会長職を務めさせていただくことになりました、高校36回生の園田匠と申します。

全国約32,000名の会員の皆様が活躍している陽柳会、歴代会長が築いてこられた伝統と歴史を考えると、その責任の大きさに身の引き締まる思いがしております。

 さて、母校日田高校は、コロナ禍の中ではありましたが、令和3年1015日に創立100周年記念式典が開催され、大きな節目を迎え、新たな歴史を刻み始めています。同窓生の皆様から頂きました寄付金を使わせて頂き、記念事業として母校に贈呈しましたICT機器や、生徒海外留学支援補助金等、生徒たちに大いに有効活用して頂いているところです。

そのような中、現在の社会情勢、少子化問題、市外への高校進学等、日田高校を取り巻く環境は大変厳しいものがあります。しかしながら、このような状況だからこそ、同窓会の本来の目的であります、会員相互の交流と親睦を図り、学校・PTAと連携していくことが、母校をより発展させるための大きな力になると信じています。

また、同窓会運営につきましても、生徒減少による同窓会入会者の減少、年会費の徴収減少等、厳しい環境となっています。様々な課題はありますが、役員の皆様はじめ、全国各地の同窓生の皆様のご理解とご協力頂きながら、まだまだ微力な私ではございますが、同窓会の更なる発展の為に誠心誠意もって務めさせていただきます。

最後になりますが、今後のご支援ご協力をお願いしますと共に、皆様方の益々のご健勝、ご多幸を祈念し、ご挨拶とさせていただきます。

令和5年8月
日田高校同窓会
陽柳会 会長 園田 匠

学校長挨拶

陽柳会会員の皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。4月に着任いたしました校長の池邉裕司と申します。皆様には平素より母校に対して温かいご支援を頂いておりますことに心より感謝申し上げます。また、一昨年度の100周年記念事業に際しましては多大なるご尽力とご支援を賜り、改めて感謝申し上げます。

さて、本校は本年度(令和5年)に全日制創立102年、定時制創立74年を迎えます。

『剛健 積極 明朗』の校訓のもと、『志高く、知・徳・体の調和のとれた心豊かでたくましい人間を育成する』という教育目標の達成に向け、日々取り組んでいます。

全日制においては、県西部の普通科教育を担う伝統校として長きにわたりその地位を築いてまいりました。創立以来の伝統は今も受け継がれ、時代に対応できる生きる力を有した生徒の育成に努めております。また文部科学省からSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定を受け、地域や企業、県内外の大学と連携した探究的な学びを通して、地域や世界の未来を開拓できる人に必要となる資質・能力を育む先進的な教育活動を行っています。

 定時制は、県西部唯一の普通科として、実社会で活躍する多くの有為な人材を輩出しています。小規模であることの特性を活かし、生徒の様々な学びのニーズに対応したコースやカリキュラムを編成し、個に応じた一人一人を大切にするきめの細かい教育活動を行っています。家族的な雰囲気の漂う学び舎では、勉学はもとより学校行事や部活動に積極的に取り組んでいます。

後輩たちの活躍ならびに母校の様子は、全日制・定時制それぞれの学校ホームページに随時掲載しております。そちらも是非ご覧くださいますようお願いいたします。

在校生・教職員一同、これまでの栄えある歴史と伝統を継承し、さらなる発展を目指して全力を尽くしてまいります。今後とも引き続き、皆様のご支援・ご指導を賜りますようお願い申し上げます。

 令和5年4月

校長 池邉裕司