ごあいさつ

陽柳会会長挨拶

 2015年8月より、8代目の会長を拝命しております、30回生の伊藤哲司です。この度は、ホームページをご覧いただきありがとうございます。
 陽柳会は、大分県立日田中学校、日田高等女学校、日田高等学校の卒業生で構成され、会員相互の親睦をはかり、併せて母校の発展向上に寄与することを目的としております。
 また本会には、関東・関西・福岡・熊本・大分・県北・玖珠・市役所と8つの支部があり、活発に活動を行っていただいております。各支部に参りますと、「日田高校をしっかりサポートしてくれ」「日田市をもっと元気にしてくれ」「若い卒業生にもっと陽柳会をアピールしてくれ」「本部がもっとがんばってくれ」等、熱い激励をいただきます。
 本部では8月の総会、1月の会報発行(全国へ15,000部発送)、母校へ毎年部活動補助金、卒業記念品の贈呈などの活動を行っており、10年に1度は施設整備や教育振興基金の為に、母校に対し1千万円程度を贈呈いたしております。しかし、令和2年からのコロナ禍により、令和2年度、3年度の総会は中止せざるを得ませんでした。
 そのような中、令和3年10月15日には、学校創立100周年記念式典・ロバートキャンベル氏による記念講演会が予定通り開催でき、コロナ禍で何の行事も体験できなかった在校生や、多くの参加者に喜んでいただきました。
 その際、同窓生の皆様や、PTA、学校からの寄付金4,400万円余りを利用して、外部映像配信システム機器(いわゆるYouTube等の配信)、生徒海外留学支援補助金、生徒タブレット保管庫の購入等に充てさせていただきました。特に、YouTube配信は、100周年式典をはじめ、生徒自らがフル活用して。県内外から注目されるほど有効利用していただいております。
 現在、少子化、市外への高校進学等の要因により、入学定員割れが続いている現状ですが、私共役員は、素晴らしい先輩方を輩出してきた母校をより発展させるため、学校・PTAと連携して精一杯努力いたしますので、今後とも変わらぬご支援・ご協力をいただきますようお願い申し上げご挨拶といたします。

令和5年 4月

陽柳会 会長 伊藤哲司

学校長挨拶

陽柳会会員の皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。4月に着任いたしました校長の池邉裕司と申します。皆様には平素より母校に対して温かいご支援を頂いておりますことに心より感謝申し上げます。また、一昨年度の100周年記念事業に際しましては多大なるご尽力とご支援を賜り、改めて感謝申し上げます。

さて、本校は本年度(令和5年)に全日制創立102年、定時制創立74年を迎えます。

『剛健 積極 明朗』の校訓のもと、『志高く、知・徳・体の調和のとれた心豊かでたくましい人間を育成する』という教育目標の達成に向け、日々取り組んでいます。

全日制においては、県西部の普通科教育を担う伝統校として長きにわたりその地位を築いてまいりました。創立以来の伝統は今も受け継がれ、時代に対応できる生きる力を有した生徒の育成に努めております。また文部科学省からSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定を受け、地域や企業、県内外の大学と連携した探究的な学びを通して、地域や世界の未来を開拓できる人に必要となる資質・能力を育む先進的な教育活動を行っています。

 定時制は、県西部唯一の普通科として、実社会で活躍する多くの有為な人材を輩出しています。小規模であることの特性を活かし、生徒の様々な学びのニーズに対応したコースやカリキュラムを編成し、個に応じた一人一人を大切にするきめの細かい教育活動を行っています。家族的な雰囲気の漂う学び舎では、勉学はもとより学校行事や部活動に積極的に取り組んでいます。

後輩たちの活躍ならびに母校の様子は、全日制・定時制それぞれの学校ホームページに随時掲載しております。そちらも是非ご覧くださいますようお願いいたします。

在校生・教職員一同、これまでの栄えある歴史と伝統を継承し、さらなる発展を目指して全力を尽くしてまいります。今後とも引き続き、皆様のご支援・ご指導を賜りますようお願い申し上げます。

 令和5年4月

校長 池邉裕司